離人症・離人感とは
近年、若者に増えてきている現実感のない離人症・離人感。
この症状は、今までに積み重なった自分に合わない観念(ものの観方、考え方、受け取り方)が葛藤を起こし、心(気持ち)、頭(思考)、身体のバランスを崩し、何らかのきっかけで症状として出てきたものになります。
例えば、普段と景色が違って見えてしまったり、生活する中で自然に接していた人が、その日は違う態度や行動に見えてしまったりして違和感を覚えてしまう。
自分がそこに存在している実感があまり無く、何をしても、心(気持ち)、頭(思考)、身体の言動がバラバラでどれが本当なのか迷ってしまう。
人と会話をしても、何か違う、自分じゃない非現実感や違和感。
そして、違和感や現実感のない日は、何の前触れもなく、突然やってきて、その感覚は一日中続きます。仕事の内容や学校の授業の記憶も曖昧で、寝るまで続きます。
その時の自分は違和感だらけで、周りの世界が違って見え、緊張や不安感でいっぱいになり、精神的に不安定な一日となり、苦痛な感じを受けます。
また、常に自分が自分でない感じが抜けなかったり、自分が自分を常に上から監視しているような感じがして何もできなかったりもします。
離人症・離人感の症状
- 現実感がなくなる時がある
- 自分だけどこかほかの空間にいるようで遠近感がない
- 身体がふわふわと浮いているような感じがして歩いている感覚がない
- 感動的なことや悲しいことに接しても心の底から感じられない
- 自分の手足や身体が自分の物ではないように感じる
- 自分のしていることが自分のしているように感じない
- 自分の行動を他人事のように客観的に外から見ている感覚になってしまう
当研究所のケアの方法
離人症・離人感のケアの実績を基に、様々なクライアントの今の心と身体の状態の症状に合った意識(1割)のカウンセリング、無意識(9割)の無意識のメンタルトレーニングにて本来の感覚、現実感を取り戻すお手伝いをおこなっていきます。